BLOG
2018.11.16 OWN編集部 S木

『やっぱり、それでいい。』を読む。

OWNの読書時間~人間関係で一番大事なことは「人の話を聴くこと」~

働く女性が多いOWN読者。仕事、家庭といろいろなシーンで悩んでいる方もたくさんいますよね。しかも、突き詰めると人間関係の悩みが多かったりします。
上司や部下、同僚、クライアント先などの仕事上の人間関係、夫、子供、両親などとの家庭での人間関係、友人との関係など・・・・・。社会に身を置いている以上、人との関わりは避けて通れませんから、そこでいろいろな悩みが出てくるのは当然のこと。

そこで今回は、細川貂々さん(漫画家)&水島広子先生(精神科医) 著の『やっぱり、それでいい。』を拝読。ベスト&ロングセラーになっている前著『それでいい。』の続編です。

▲『やっぱり、それでいい。』 細川貂々&水島広子 著 1200円/創元社

仕事や家庭でも悩みが多い“人間関係”。その解決策は“聴く”こと

著書のひとりである精神科医の水島広子先生は、「人間関係で一番大事なことは、人の話を“聴く”こと」と言います。

「人の話を聞く」。受身のようでいて、実は難しい。上司の話を聞いたり、部下の悩みを聞いたり、また、家庭で家族の愚痴を聞いたりと、聞く場面もいろいろ。聞く姿勢や受け答えでその人との関係が変わってくることも──。

阿川佐和子さんの『聞く力』が大ベストセラーになったように、「人の話を聞くこと」の大切さ、聞き方のコツへの関心が多いことが分かります。

本書では、“人の話を聞くのがニガテ”な漫画家・細川貂々さんが、水島先生に“聴く技術”を教わり実践。ほか人間関係に悩む方の実際のエピソードや、聴くことで対人関係が上手くいくようになった事例などが、コミックエッセイで描かれています。

「相手の立場に立って聞く、は大マチガイ!」。疲れない聴き方、イライラを手放す聴き方、相手が満足する聴き方

“聞く”こと、そして、水島先生の“聴く”こと。その違いが、先生の“聴く技術”のコラムと、細川さんのコミックエッセイで、分かりやすく書かれています。

しかも、その“聴く技術”はシンプルなテクニック=集中して相手の話を聴くこと。

自分が話すことが苦手でも、聴くことを意識すると相手も安心して話してくれ、その結果穏やかに会話が進み、人との関係もよくなっていく──。

難しく読む必要はなく、心に留めて置くだけでも、「聞くこと」「聴くこと」への気づきにつながりそうです。(S木)