PEOPLE
2018.4.27  2017 AUTUMN & WINTER ISSUE 掲載

素敵な女性リーダーに聞きたい!【後編】

三菱UFJ銀行 コーポレート・コミュニケーション部長 南里彩子さん【後編】

「落ち込んだときは早く寝る。これに尽きます(笑)」

 

同じスーツでも小物次第で年齢相応の装いは作れる

 

きちんとした服装には顧客や同僚からも定評がある。

「服装は相手へのリスペクトも含めて、自分自身を表現するビジネスツールのひとつ。入行当時からTPOにふさわしい服装は心掛けてきましたが、40歳をすぎてからはスカーフやパールのアクセサリーといった年齢相応の小物を意識するように。特にスカーフは少しずつ買い揃えるようにしています」

今日のスカーフは娘さん二人の見立て。プロのパーソナルスタイリストによるサービスも気になるそうだが、腕利きのスタイリストが身近にいるのは心強い。

「これからもずっと生涯現役で働き続けたいですね。良くも悪くも自分が評価されることや誰かが認めてくれることは大切なこと。産休中、帰宅した夫に弾丸トークをしていたときにそう気付きました。

もしも今、管理職につくのをためらっている女性がいたら、可能性を狭めずにぜひ挑戦してほしいですね。上司の言葉で『来た波には乗れ』というのがあります。小さな波は自分でも起こせるかもしれませんが、大きな波を起こすことはできません。自分の敵は自分。何事も挑戦してみれば意外に楽しいものですよ」

腕時計は誠実な印象と控えめな華やぎを併せ持つ、角型のメタルバンドを愛用。

>>南里彩子さんインタビュー【前編】はこちら

【 一問一答 】
Q1 仕事での服装に気を配ったおかげで、良い結果に繋がったことは?
「いつもきちんとした格好をされてますね」とお客さまから何回か言われたことがあります
Q2 J-Win に参加されて良かったことは?
多様なロールモデルとの出会い、「選択肢は難しい方を選ぶ」という思考回路になったこと、マルチタスク・同時並行力向上
Q3 家族構成は?
夫と高一と中一の娘2 人の4 人家族
Q4 今読んでいる本は?
司馬遼太郎の「項羽と劉邦」
Q7 落ち込んだときの復活法は?
早く寝ること
Q5 休日の過ごし方は?
ホットヨガ、料理、家事
Q8 仕事鞄のこだわりは?
A4 横が入るもの
Q6 リフレッシュ法は?
家族との食事
Q9 愛用しているヒールは?
銀座かねまつ
Q10 出身は?
横浜市
【 心に響く! 南里語録 】
◇生き抜く秘訣は無理な背伸びをしないこと。自分を大きく見せない。
◇基礎体力さえついていれば、産休後も道は拓ける。
◇ママでも営業。マイノリティなりに私にしかできない仕事をする。
◇来た波には乗れ。大きな波は自分では起こせないから。
◇自分の敵は自分。新しいことも恐れずにチャレンジを。

PROFILE
南里彩子 Saiko Nanri
1969年、横浜生まれ。92年に慶応義塾大学卒業後、現三菱UFJ銀行入行。法人営業などを経て、成城支社長や人事部部長などを歴任するかたわら、NPO法人「J-Win」にて女性の活躍推進にも尽力。2017年5月より現職。

 

撮影/武蔵俊介 取材・文/間中美希子